三沢公会堂での収録。25年ぶりのステージと記録の工夫
- ヨウスケ ミサキ

- 3月30日
- 読了時間: 2分
先日、三沢公会堂にてピアノ演奏会の収録に伺いました。
ここは私の母校からほど近い、思い出の詰まった場所。吹奏楽部時代に何度もこのステージに立ちましたが、卒業以来17年以上が経ち、懐かしさを通り越して新鮮な気持ちでの再会となりました。

今回は震災の影響で閉鎖中の南郷ホールの代わりとして、急遽この三沢公会堂が選ばれたとのことでした。
「後方の席は少し音が届きにくい」という会場の特性を舞台スタッフさんから伺い、ホールの響きをどこで捉えるべきか、マイク位置を慎重に検討しました。音響面では、今回も信頼の32bit float録音をフル稼働。このホール特有の豊かな響きを、音割れの心配なく、ありのままのダイナミックレンジで記録しています。

三沢公会堂の広さを活かし、ゆとりを持ってカメラを配置できたのも大きな収穫です。特に印象的だったのは、横一列に並んで弾く**「1台6手」**の連弾シーンでした。
正面からでは重なって見えにくい奥の奏者の表情も、斜めから狙うサブカメラでしっかりカバー。手元専用やステージ側からのアングルも加え、複数の視点を切り替えることで、演奏の躍動感が伝わる映像に仕上げています。
かつて自分も楽器を奏でていた場所だからこそ、ステージ上の緊張感や呼吸を大切にしたいと考えています。
10年後、20年後に見返したとき。 「あの日、この場所で弾いていたんだ」という空気感まで自然に蘇るような、そんな記録をお届けします。

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