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岩手(盛岡)・北東北の映像制作|SOUND COCOON
演奏会・舞台・ダンス等のステージ撮影、企業プロモーション・映像配信
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年間1000枚の「想い」を、地元の手仕事で形にする
映像制作において、撮影・編集の次に重要なのが「どう届けるか」です。 SOUND COCOONでは、年間1000枚前後のディスク(DVD・ブルーレイ)を制作していますが、そのコピー・パッケージ作業の工程を、2025年12月より地元の**「就労継続支援B型事業所いちばん星」**さんへ委託しています。 以前は、コストやキャパシティの関係から大阪にある専門工場へ作業を依頼していました。しかし、昨今の諸経費の高騰もあり、より持続可能で、かつ「顔の見える距離」で信頼してお任せできるパートナーを探していました。 そこで出会ったのが、いちばん星の皆さんです。 驚くほどの丁寧さと正確さ 1000枚という数は、決して少なくありません。しかし、いちばん星の皆さんが一作業ずつ丁寧に向き合ってくださるおかげで、仕上がりのクオリティは以前の工場と比べても遜色なく、むしろ一枚一枚に込められた「熱量」を強く感じるようになりました。 岩手で循環する「ものづくり」 地元の事業所と手を取り合うことは、単なるコストの問題ではありません。私の仕事が巡り巡って地域の福祉や支援に繋がり、

ヨウスケ ミサキ
13 時間前読了時間: 2分


【制作事例】断熱材「アースウール」を見つめる職人の目線。能代・五城目・八戸を巡る映像制作の舞台裏
90か国以上に工場を展開する世界的な建材の会社クナウフ・インシュレーション様。 この度、北東北の厳しい冬に対し建物の性能を左右する断熱材について、「アースウール」という製品の優位性を動画でお伝えすべく、ケーススタディ撮影プロジェクトを担当させていただきました。継続的なプロジェクトとなったことに感謝いたします。 秋田県は能代市・五城目町、私の出身地である青森県八戸市の3か所で、実際にアースウールを施工に採用した工務店を追いかけます。 1. 【能代市】建築士の「選定眼」をF1.4の描写で射抜く 徹底的に断熱にこだわる能代の建築士。その鋭い眼差しと、自ら選んだアースウールに触れる手元にフォーカスしました。 • 技術の裏側: あえてF1.4の開放レンズを使用。背景をぼかし、視点を一点に集中させることで、「この製品を選んだ」というプロの自負を表現しています。 • 空撮の判断: 強風の能代川付近。DID外(市街地ではないエリア)を確認し、寒冷地の空気感を伝えるため、「寒そうな雰囲気」を意識し、俯瞰カットを迅速に収めました。 2. 【五城目町】現場の「音」を活

ヨウスケ ミサキ
5月11日読了時間: 3分


【撮影記録】盛岡八幡宮〜盛岡劇場。カメラマンとして、親御さんに届けたい「本当の瞬間」
今週は、盛岡の春の風物詩である「稚児行列」と、盛岡劇場メインホールで開催された「花まつり」の撮影を担当させていただきました。 約1kmの道程と、八百屋さんの応援 稚児行列の撮影は、時間との戦いでもあります。盛岡八幡宮から盛岡劇場まで約1km。7つの園の行列を漏れなく収めつつ、沿道の温かい雰囲気を残すことに注力しました。 印象的なのは、行列を見守る八百屋さんの姿です。お行儀よく歩く行列を、沿道から温かく応援してくださるその光景は、この街ならではの風景でした。その温かな瞬間を記録し終えたら、カメラを抱えて小走り。 盛岡劇場で待つ「灌頂洒水(かんじょうしゃすい)」の儀式――お坊さんが園児たちの鼻に水をちょんちょんと添える、あの花まつりを象徴する一瞬――に間に合わせるため、行列よりも先回りして会場へ向かいます。 八幡通りに長ーい行列ができます 「闇鍋」のステージを攻略する技術 舞台は盛岡劇場メインホールへ。ここからは、7園分のお遊戯をリハーサルなしの「初見一発」で記録する、難易度の高い現場です。 予測不能な動きに対しては、FX30による「4

ヨウスケ ミサキ
4月25日読了時間: 3分


特等席の響きを再現するマイキング
映像を観たとき、まるで「その場に座っている」ような感覚になるかどうか。その鍵を握るのは、実はマイクの「立て方」ひとつにあります。 今回の三沢公会堂での撮影でも、私が「音の要」として全幅の信頼を寄せたのが、 TASCAM X8のクロスマイク です。 1. 「ベストポジション」がもたらす圧倒的な定位感 ステレオマイクのセッティングは本来、向きや角度が数ミリずれるだけで特定の音が潰れたり、逆に不自然に強調されたりする非常にシビアな世界です。 私がこの機材を使う理由は、メーカーが長年の研究で導き出した「ベストな角度」にマイクが固定されているから。余計な迷いを捨て、現場で最も大切な「音の芯」を捉えることに集中できるのです。 ホールの空気感を閉じ込める際、2パターン選択できる設定で私が選ぶのは「クロス(AB方式)」。音が左右に自然に広がり、再生した瞬間に「あ、いま自分は客席の特等席に座っている」と錯覚するほどの高い定位感を実現します。 もうこれ1つでいいのでは・・と思うくらい綺麗に録音できるX8に付属のクロスマイク 2. 現場の状況に合わせた「引き出し」の数

ヨウスケ ミサキ
4月16日読了時間: 2分


【公式定義】SOUNDCOCOONとは。音から始まった20年と、マルチカム
元音響屋が、なぜ12台ものマルチカメラを並べるのか。その答えは、20年前のバンド活動と、ある保育園のお遊戯会にありました。レコーディング現場で磨いた音への執念と、10年以上前から続くマルチカム体制の真実。SOUND COCOONの「正史」をここに記します。

ヨウスケ ミサキ
4月13日読了時間: 3分


【キャラホール撮影日誌】4K 60p 3台体制。HDRで挑む『明暗差』という壁
1. ステージと客席、極端な「明暗差」を克服する 今回の舞台は、盛岡のキャラホール(都南文化会館)。90名が躍動するダイナミックなダンスステージでしたが、最大の課題は「光のコントロール」でした。 ステージ比で暗い客席通路での演出から、強烈なスポットライトが降り注ぐステージ上まで。この極端な明暗差は、通常のカメラ設定では白飛びや黒潰れを招いてしまいます。そこで今回は、HDR(ハイダイナミックレンジ)で対抗。暗部から明部まで、現場に立ち込める光の階調を余すことなくデータに定着させることで、この明暗差を「表現」として成立させました。 ステージと花道でも明度差がけっこうちがう 2. 4K 60p 3台同時運用による「全方位の記録」 激しいダンスの動きを滑らかに、かつ高精細に残すため、今回はSOUND COCOON初となる「4K 60p広角カメラ3台」による同時運用を敢行しました。 ステージ上の群舞はもちろん、客席通路を使った演出など、どこで何が起きても逃さないための布陣です。4K 30pではなく「60p」にこだわったのは、ダンサーの動き一つひとつまで、残

ヨウスケ ミサキ
4月10日読了時間: 2分


6時間以上の長回しを支える、実験と検証
SNSやWEBコマーシャルが台頭する現在、長時間の記録に対応しない業者さんが増えているという話を耳にします。ではうちはどうなのかというと、 「全くそんなことはありません。むしろ、誰よりも長時間安定して撮り続けるための対策を煮詰めています。」 現在のSOUND COCOONのメイン体制は、放送用機材の流れを汲む ENGカメラ 、そして冷却ファン内蔵の FX30 に加え、最新のFX2(ILME-FX2B)が加わった万全の布陣です。音楽フェスティバルのような、開演から終演までカメラを止められない過酷な現場も、安心してお任せいただけます。 「α7 IV」と自作ファンで戦った時代 かつてFX2のポジションを担っていたのはα7 IVでした。確かにこのカメラは、そのままでは熱に弱いという弱点がありました。 しかし、そこで諦めないのがプロの現場です。私は背面に 自作の小型冷却ファン を取り付け、物理的に熱を逃がすことで、メーカーの想定を超える安定稼働を実現させてきました。 「止まるのが怖いから使わない」のではなく、 「どうすれば一眼の最高の画質で、最後まで撮り切

ヨウスケ ミサキ
3月31日読了時間: 2分


三沢公会堂での収録。25年ぶりのステージと記録の工夫
先日、三沢公会堂にてピアノ演奏会の収録に伺いました。 ここは私の母校からほど近い、思い出の詰まった場所。吹奏楽部時代に何度もこのステージに立ちましたが、卒業以来17年以上が経ち、懐かしさを通り越して新鮮な気持ちでの再会となりました。 月光仮面のモニュメントって当時あったっけ・・・? 今回は震災の影響で閉鎖中の南郷ホールの代わりとして、急遽この三沢公会堂が選ばれたとのことでした。 「後方の席は少し音が届きにくい」という会場の特性を舞台スタッフさんから伺い、ホールの響きをどこで捉えるべきか、マイク位置を慎重に検討しました。音響面では、今回も信頼の32bit float録音をフル稼働。このホール特有の豊かな響きを、音割れの心配なく、ありのままのダイナミックレンジで記録しています。 あえてピアノに近づけてマイキングすることで、マスタリングで音を綺麗に整えます 三沢公会堂の広さを活かし、ゆとりを持ってカメラを配置できたのも大きな収穫です。特に印象的だったのは、横一列に並んで弾く**「1台6手」**の連弾シーンでした。 正面からでは重なって見えにくい奥の奏者

ヨウスケ ミサキ
3月30日読了時間: 2分


激しい照明も、奥のダンサーも逃さない。メインカメラに「Sony FX30」を採用する理由
ダンスステージや演劇の撮影で、一番の課題は「照明」への対応です。 暗いステージに突然差し込む強烈なスポットライト。一般的なカメラでは、明るい部分が真っ白に飛んでしまったり、逆に暗い部分が真っ黒に潰れてしまったりすることがよくあります。 SOUND COCOONでは、メインカメラとしてCinema Line(シネマライン)の「Sony FX30」を導入し、現場の感動をそのまま持ち帰るための工夫をしています。 通常のビデオカメラよりセンサーの大きいSONY FX30 【こだわり1:肉眼で見たときに近い、粘りのある質感】 FX30の最大の特徴は、映画制作の現場でも使われる広い「ダイナミックレンジ」です。 これにより、非常に強い照明が当たった瞬間でも、衣装の細かなディテールや表情を「肉眼で見たときにより近い質感」で残すことができます。 「あの時の眩しさや色彩を、思い出の中にある色のまま残したい」という想いに応えるための、私たちのこだわりです。 【こだわり2:ステージ全体をシャープに捉える「被写界深度」】 ダンスや舞台の全体撮影(引きの画)では、手前の

ヨウスケ ミサキ
3月26日読了時間: 2分


卒園式の「お別れの言葉」を一生の宝物に。隠しマイクと緻密な音編集で残すこだわり
今月、岩手県内のこども園にて卒園式の記録撮影にお伺いしました。 卒園式で最も感動するシーンのひとつが、園児たちが一生懸命に声を出す「お別れの言葉」ではないでしょうか。 しかし、広いホールでの撮影では、ビデオカメラのマイクだけだとどうしても声が遠くなったり、周囲の雑音に消されてしまったりしがちです。SOUND COCOONでは、その大切な「一言」を逃さないために、現場の空気感まで閉じ込める音声収録システムを構築しています。 【こだわり1:足元の「隠しマイク」バウンダリーマイクを複数配置】 今回、園児たちが言葉を述べるステージの足元には、「バウンダリーマイク」という特殊な形状のマイクを複数設置しました。 一般的な三脚マイクと違い、床に置くだけで目立たずに設置できるため、式の厳かな雰囲気を壊すことがありません。それでいて、園児たちの声を間近で、驚くほどクリアに拾い上げることができます。ケーブルの処理も目立たないよう養生します。 近くにマイクを置くことで、はっきりと録音できるようになります 【こだわり2:絶対に音割れさせない「32bit float録音」

ヨウスケ ミサキ
3月19日読了時間: 3分
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