【キャラホール撮影日誌】4K 60p 3台体制。HDRで挑む『明暗差』という壁
- ヨウスケ ミサキ

- 4月10日
- 読了時間: 2分
1. ステージと客席、極端な「明暗差」を克服する
今回の舞台は、盛岡のキャラホール(都南文化会館)。90名が躍動するダイナミックなダンスステージでしたが、最大の課題は「光のコントロール」でした。
ステージ比で暗い客席通路での演出から、強烈なスポットライトが降り注ぐステージ上まで。この極端な明暗差は、通常のカメラ設定では白飛びや黒潰れを招いてしまいます。そこで今回は、HDR(ハイダイナミックレンジ)で対抗。暗部から明部まで、現場に立ち込める光の階調を余すことなくデータに定着させることで、この明暗差を「表現」として成立させました。

2. 4K 60p 3台同時運用による「全方位の記録」
激しいダンスの動きを滑らかに、かつ高精細に残すため、今回はSOUND COCOON初となる「4K 60p広角カメラ3台」による同時運用を敢行しました。
ステージ上の群舞はもちろん、客席通路を使った演出など、どこで何が起きても逃さないための布陣です。4K 30pではなく「60p」にこだわったのは、ダンサーの動き一つひとつまで、残像を残さず鮮明にパッケージしたかったから。広角3台を戦略的に配置することで、会場全体の熱量を多角的に、そして隙なく捉え切ることが可能になりました。

3. 「一生モノ」へのこだわり
現在、複数のカメラが捉えた膨大なデータを繋ぎ合わせ、最高の瞬間を繋ぎ合わせる編集作業を進めています。
主催者様がこだわり抜いた演出、そしてダンサーたちが流した汗。そのすべてを、10年後、20年後に見返しても色褪せない「鮮明な思い出」としてお届けできるよう、一カットずつ丁寧に向き合っています。



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