【制作事例】断熱材「アースウール」を見つめる職人の目線。能代・五城目・八戸を巡る映像制作の舞台裏
- ヨウスケ ミサキ

- 5月11日
- 読了時間: 3分
90か国以上に工場を展開する世界的な建材の会社クナウフ・インシュレーション様。
この度、北東北の厳しい冬に対し建物の性能を左右する断熱材について、「アースウール」という製品の優位性を動画でお伝えすべく、ケーススタディ撮影プロジェクトを担当させていただきました。継続的なプロジェクトとなったことに感謝いたします。
秋田県は能代市・五城目町、私の出身地である青森県八戸市の3か所で、実際にアースウールを施工に採用した工務店を追いかけます。
1. 【能代市】建築士の「選定眼」をF1.4の描写で射抜く
徹底的に断熱にこだわる能代の建築士。その鋭い眼差しと、自ら選んだアースウールに触れる手元にフォーカスしました。
• 技術の裏側: あえてF1.4の開放レンズを使用。背景をぼかし、視点を一点に集中させることで、「この製品を選んだ」というプロの自負を表現しています。
• 空撮の判断: 強風の能代川付近。DID外(市街地ではないエリア)を確認し、寒冷地の空気感を伝えるため、「寒そうな雰囲気」を意識し、俯瞰カットを迅速に収めました。
2. 【五城目町】現場の「音」を活かし、空間を誠実に切り取る
地元の建築会社代表へのインタビュー。現場の空気感をそのまま届けるため、音声収録にこだわりました。
• 技術の裏側: ENGカメラを投入し、マイク位置をミリ単位で調整。背後には吸音性に優れたアースウール自体を配置し、製品を「吸音材」として活用する現場判断を行いました。
• レンズの選択: 16mm付近の広角を使用。空間を広く見せつつ、極端な超広角を使用しないようにすることで「嘘くさくない」誠実な広がりを大切にしています。
3. 【八戸市】ドローン禁止エリアであるがゆえの「地元出身者」の執念
自衛隊基地や飛行場の影響で飛行禁止エリアが多い八戸。普段よりお客様に言っている「飛ばなくても表現できる」という私のコンセプトが試された現場でもありました。
• 執念のリベンジ: 暖冬で雪がなかったロケ当日。どうしても「断熱」を象徴する雪景色が必要だと考え、数日後の降雪時に自発的に再出張。
• 土地勘を利用: 八戸出身だからこそ知っている、市内を一望できる「八戸高校近くの坂」から、雪化粧した街並みを撮影。ドローンに頼らずとも、土地勘と熱量で最高のカットを追求しました。
映像は、作り手の「想い」を翻訳する作業
今回の3部作を通じて感じたのは、優れた製品の裏側には必ず、それを選び抜くプロの情熱があるということ。その熱量を、いかに純度高く映像にパッキングできるか。それがSOUNDCOCOONの使命だと考えています。
継続して任せていただけることに感謝しつつ、これからも素晴らしい技術や想いを映像という形で届けてまいります。
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